入会のときにお渡ししている、小さな楽器
おとうた音楽教室では、入会してくれたお子さんに、ある楽器をプレゼントしています。
「カズー」という楽器です。
見た目は筒のような、シンプルな楽器です。
知らない方も多いかもしれませんが、実はちゃんと理由があって選んでいます。
レッスンで使う楽器ではありません。おうちでの簡単な楽器あそびで取り入れてほしくて、プレゼントしています。

吹くのではなく、声を震わせる楽器
カズーは、吹いて音を出す楽器ではありません。
「んー」と声を出すと、中の薄い膜が振動して、音になります。
つまり、自分の声そのものが楽器になる、めずらしいしくみです。
唇の振動によって、触覚と筋肉の感覚刺激が生まれます。
楽器を演奏するというより、自分の声で遊ぶ感覚に近いかもしれません。
口まわりの筋肉トレーニングにもなる
手で支えず、唇だけでくわえて鳴らすと、口のまわりの筋肉をしっかり使います。
逆に手で支えると、唇の力を抜いても鳴るので、大きく振動させて楽しむこともできます。
どちらの吹き方でも、口まわりを使う機会になります。
動画を見る時間が長くて、口がぽかんと開きがちなお子さんにも、ぴったりの遊びだと感じています。
「食べる」「話す」といった日常の動作にも、口まわりの筋肉は関わっています。
遊びの中で自然と使う機会があるのは、うれしいポイントだと思っています。
おうちでの使い方
おうちでは、好きな歌やリズムに合わせて、カズーを鳴らして遊べます。
声の高さを変えると、音の高さも変わります。
大きな声、小さな声、震わせる声。いろいろな声を試すこと自体が、音あそびになります。
言葉での指示より、音と反応のやりとりの方が伝わりやすいお子さんにも、取り入れやすい楽器です。
おうちでも気軽に遊べます
特別な準備はいりません。
カズーをくわえて、好きな音を出してみるだけで遊びになります。
「あー」でも「んー」でも、声を出すだけで、いつもと違う音になるのが楽しいところです。
親子で交互に鳴らし合うだけでも、立派なやりとり遊びになります。
お子さんと一緒に、声を震わせて遊んでみてください。
楽器を選ぶときに考えていること
おとうた音楽教室では、楽器や道具を、なんとなく選んでいません。
その楽器を通してどんな感覚に触れてほしいか、どんな動きにつながるかを考えて選んでいます。
カズーはレッスンでは使っていません。おうちでの簡単な楽器あそびにぴったりだと思い、選びました。
口まわりの動きと、声を使った表現の両方につながる楽器です。
色、渡し方、個数、選択肢の数まで、その子に合わせて考えることも大切にしています。
楽器選びは、レッスンの入り口
初めて会う楽器が、その子にとっての「音楽の入り口」になることもあります。
だからこそ、最初にどんな楽器と出会うかを、丁寧に考えたいと思っています。
なぜ「入会のとき」にプレゼントするのか
入会したばかりの時期は、お子さんも保護者の方も、まだ緊張していることが多いです。
「レッスンで何をするんだろう」という不安もあると思います。
そんなときに、まず楽器に触れて、声で遊んでもらう。緊張をほぐすきっかけになればという意図もあります。
プレゼントに込めた思い
入会のときにプレゼントするものは、レッスンだけで終わらせたくないという気持ちの表れでもあります。
おうちに帰ってからも、親子で楽しめる道具であってほしいと思っています。
カズーは扱いも簡単で、特別な練習をしなくても、すぐに音が出せます。
そういう意味でも、おうち遊びにちょうどいい楽器だと感じています。
レッスンの様子を見てみませんか
入会プレゼントのカズーは、おうちでの楽器あそびのためのものです。
レッスンで実際にどんな楽器を使い、どんな遊び方をしているか。
様子を見てみたい方は、体験レッスンにお越しください。
