リトミックの定番、スカーフ遊び
リトミックでよく登場する道具に、スカーフがあります。
おとうた音楽教室でもよく使いますが、実は私が使う目的は、少し違うかもしれません。
ゆらして音楽的な表現や感覚をつかむだけでなく、お子さんがどう使っているかをじっくり見ています。
私が見ているのは「使われ方」です
スカーフをどう使っているのかを見ています。
スカーフを目で追っているか。
顔に触れたとき、どんな反応をするか。
そうした様子をしっかり見て、次のレッスンにつなげています。
同じスカーフでも、揺らし方や渡すタイミングによって、お子さんの反応は変わります。
なぜ、そこまで見るのか
お子さんの成長は、大きな変化として一気に表れるとは限りません。
むしろ、遊びの中の小さな反応の積み重ねとして見えてくることの方が多いと感じています。
だからこそ、道具そのものより、道具を使ったときの反応を大切にしています。
他の道具でも、同じ見方ができます
スカーフに限らず、ボールや鈴、楽器なども同じように見ることができます。
「どう使っているか」「渡したときの反応はどうか」という視点は、どの道具にも応用できます。
お気に入りの道具があれば、それを使ってどう遊ぶか見てみるのもおすすめです。
特別な道具を新しく買う必要はありません。
おうちでもできる、見るポイント
特別な道具はいりません。薄手のスカーフやハンカチがあれば十分です。
- ひらひら揺らして、目で追うかどうかを見る
- ふわっと顔にかぶせて、反応を見る
- ゆっくり下に落として、手を伸ばすかどうかを見る
「上手にできるか」より、「どう反応するか」を見てあげてください。
その日の反応を覚えておくと、お子さんの成長を振り返るヒントになります。
小さな反応の違いが、成長のサインになる
同じ遊びでも、反応は毎回少しずつ違います。
今日は目で追えた、今日は自分から手を伸ばした。
そんな小さな違いを見つけられるのも、遊びの中で見つける楽しさだと思います。
「できるようになったこと」を記録しておくと、あとで見返したときに、成長がはっきり見えてきます。
反応がない日も、それはそれで発見です
「今日は反応が薄かった」という日もあると思います。
それも、その日の体調や気分によるものかもしれません。
毎回同じ反応を期待するのではなく、その日ごとの様子として受け止めてあげてください。
無理に反応を引き出そうとせず、気長に続けてみることをおすすめします。
反応を見るのは、次につなげるため
反応を見る、というと、できているかどうかをチェックするようなイメージを持たれることもあります。
でも、私が見ているのは評価ではなく、次に何を用意しようかという材料集めです。
「できてない」ではなく「今はこういう段階なんだな」という見方を大切にしています。
見るのは大人、楽しむのは子ども
見る、というと、少し身構えてしまうかもしれません。
でも、子ども自身は「見られている」と意識する必要はありません。
子どもにとってはただの遊びで、大人が横でそっと見ているだけで十分です。
肩の力を抜いて、いつもの遊びのひとつとして取り入れてみてください。
季節に合わせて遊んでみるのもおすすめです
スカーフ遊びは、季節の設定を変えるだけでも雰囲気が変わります。
季節の行事に合わせてみるだけで、いつもの遊びが新鮮に感じられることもあります。
YouTubeチャンネルでも、季節に合わせたスカーフ遊びの動画を紹介しています。
よければ、おうち遊びの参考にしてみてください。
