「見てるだけでいいですよ」と言われた日
これは私自身の実体験です。
以前、親としてベビーの集団レッスンに参加したことがあります。
うちの子は途中で泣いてしまったり、その場から離れてしまったりしていました。
スタッフの方は「見ているだけでもいいですよ」「お子さん、十分参加してますよ」と声をかけてくれました。
正直、モヤモヤした気持ちが残りました
優しい言葉だとわかっていても、正直、しっくりきませんでした。
活動はどんどん進んでいきます。
「この子は、この時間で何を学んでいるんだろう」と考えてしまいました。
経験としては広がったと思います。
でも、この子だけのためのレッスンというより、「みんなで楽しく」がメインなのかな、と感じました。
ただ、モヤモヤだけが残った感覚でした。
集団レッスンに違和感を覚えるのは、珍しいことではありません
この違和感を、私だけが感じているとは思いません。
用意された活動の流れに、その場でうまく乗れないお子さんは、決して少なくないはずです。
「見ているだけで大丈夫」という言葉は優しいですが、それだけで終わらせたくないと、私は思っています。
私の考えは、基本は上の子に合わせる、です。
そのうえで、全員がわかる・楽しめるように、個別の支援を細部にまでめぐらせます。
参加のしかたを、何通りも用意する
おとうた音楽教室では、一人ひとりの動きに合わせてアプローチしています。
例えば大きなスカーフを使う活動なら、上げ下げして揺らす、ただ持っているだけ、下をくぐる。
どれも立派な参加のかたちとして扱っています。
活動のレベルを下げるのではなく、参加のしかたを何通りも用意する。そんな考え方です。
耳で聞くとわかりやすい子、見て覚える子、体で感じてわかる子。感じ方は一人ひとり違います。
だからこそ、伝え方や参加のしかたも、何通りか用意しておきたいと考えています。
個別・少人数だから、できること
集団の中でこれを全員分用意するのは、簡単なことではありません。
だからこそ、おとうた音楽教室では個別・少人数のレッスンにこだわっています。
その子の反応を見ながら、その場で参加のしかたを調整できるからです。
用意していた活動がうまくいかなければ、その場で別の形に変えることもあります。
決まったプログラムを最後までこなすことより、その子に合っているかどうかを優先しています。
「みんなと同じ」でなくてもいい
集団の中にいると、どうしても「みんなと同じようにできるか」が気になってしまいます。
でも、同じ活動でも、参加のしかたが違っていいと私は思っています。
大切なのは、その子なりのやり方で、その時間に関われているかどうかです。
「参加できた」の基準を、大人が決めすぎない
「参加できている」かどうかを、大人の基準だけで決めてしまうこともあると思います。
でも本当は、その子自身がどう感じているかの方が大事なはずです。
楽しそうにしているか、安心して過ごせているか。そこを一番に見るようにしています。
あのときの私に、伝えたいこと
もしあのとき、個別・少人数のレッスンを知っていたら、少し気持ちが楽になっていたかもしれません。
同じようなモヤモヤを抱えている保護者さんが、きっと今もいるはずです。
その気持ちを否定せず、選択肢のひとつとして知ってもらえたらと思っています。
誰ひとり、置いていきません
これができるのは、個別・少人数のレッスンだからだと思っています。
集団レッスンにちょっとした違和感を感じたまま通い続けているなら、一度、体験レッスンに来てみませんか。
