雨が続く日や、暑くて外に出られない日。「おうちで何をして遊ぼう…」と困りますよね。
じつはおうちの中でも、音楽を使えば、楽しく体を動かしながらお子さんの成長を育てられます。
今日は、私が実際にやっているおうち音楽あそびを、その“なぜ良いのか”という理由といっしょにご紹介します。
①ひざの上で抱っこして、リズミカルに動く
お子さんをひざにのせて、音楽に合わせてゆらゆら・ぴょんぴょん。小さなお子さんにこそおすすめです。
体が揺れる感覚は「前庭感覚」を刺激し、バランス感覚や運動の土台を育てます。
さらに、抱っこで伝わるママ・パパの呼吸や心拍のリズムは、赤ちゃんの気持ちを落ち着かせ、情緒の安定にもつながると言われています。ふれあいと成長、一石二鳥のあそびです。
②音楽に合わせて体を動かす
好きな曲をかけて、自由に体を動かすだけでOK。音楽に合わせて動くことで、拍を感じる力=リズム感が育ち、バランス感覚や協調性も発達します。
赤ちゃんも5〜6か月ごろから音楽に体を揺らし始め、1歳後半には歌いながら動けるようになっていくと言われています。「上手に踊る」必要はなく、楽しく動ければ十分です。
③絵本の動物を、動きで再現する
絵本に出てくる動物を、体で表現してみましょう。ぞうさんは大きくゆっくり、うさぎさんはぴょんぴょん——。
見たものを動きで表す「模倣」や「表現」は、想像力や身体の使い方を育てます。
「次はなにに変身する?」とやりとりすれば、ことばや親子の会話も広がります。絵本とあそびがつながると、絵本の時間ももっと楽しくなりますよ。
④「さんぽ」を歌いながら歩く
「あるこう、あるこう♪」とおなじみの「さんぽ」を歌いながら、おうちの中を歩いてみましょう。
歌の拍に合わせて歩くことは、リズムに体を合わせる力(拍の同期)を育てます。
これは将来、なわとびやダンス、運動全般にも生きてくる力です。歌って歩くだけで、立派なリズムあそびになります。
⑤手遊び歌を、テンポを変えてやってみる
いつもの手遊び歌を、ゆっくり→だんだん速く、とテンポを変えてみてください。手遊び歌は、脳(前頭前野)を働かせ、手先の器用さ・リズム感・ことばの発達を育てるとても優れたあそびです。
テンポを変えると、「よく聴いて合わせる力」や、変化に対応して切り替える力も育ちます。子どもは速さが変わるだけで大喜びしますよ。
道具がなくても、おうちが“成長の場”になる
特別な道具はいりません。必要なのは、歌と体と、ママ・パパの笑顔だけ。「思いきり動いたあとに、最後は静かな曲でゆったり」という“動と静”の流れをつくると、気持ちの切り替えも上手になっていきます。
リズム感が、音楽だけでなくお子さんの成長まるごとにつながる話は、こちらもどうぞ。
→ 「ピアノを習わせる予定はないから関係ない」は、ちょっと待って。リズム感が“成長の土台”になる理由
まとめ
おうち音楽あそびは、楽しいだけでなく、前庭感覚・リズム感・表現・ことば・脳の発達と、お子さんの成長の土台をまるごと育ててくれます。
雨の日や暑い日こそ、ぜひ取り入れてみてください。一緒に楽しむことが、いちばんの栄養です。
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