音楽は好きなのにリトミックは嫌がる。よくある理由と関わり方

「家では音楽をかけると大よろこびで踊るのに、リトミック教室になると固まってしまうんです」

こうしたご相談を、よくいただきます。音楽は好きなはずなのに、教室では動けない。不思議に感じますよね。今日は、ひとりの母親として、実際に子どもを連れてリトミックに通った経験もまじえて、私の考えをお話しさせてください。

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「見ているだけでもOK」と言われても、置いていかれる感じがした

リトミックの世界ではよく、「お子さんの主体性を大切にします」「見ているだけでもOKですよ」と言われます。言葉としては、とてもすてきです。

でも、実際に自分の子どもを連れて参加したとき、私はこう感じました。——そう言われても、レッスンはどんどん先へ進んでいく。うちの子はマイペース。「大丈夫だよ」と笑顔で言ってもらえても、なんだか“置いていかれている”感じがする、と。

「主体性を大切に」は、ともすると「その子のペースは、その子まかせ」になってしまうこともあります。人数が多いほど、一人ひとりに合わせるのは難しくなるからです。

だから私は、少人数・個別にこだわります

この経験があるからこそ、おとうた音楽教室は少人数、もしくは個別レッスンにこだわっています。

理由は、小さなお子さんの反応を、ひとつも見逃したくないからです。ちょっと目線が動いた、指先が動いた、音のする方を向いた——その小さな発信こそが、興味・関心を広げるきっかけになり、その子の“得意”を見つける糸口になります。大人数の中では、こうしたサインはどうしても埋もれてしまいます。

そしてもうひとつ。私は指導案をしっかり立てたうえで、必ずB案・C案も用意しておきます。その日のその子の様子で、予定どおりに進まないのは当たり前。だから、いくつもの引き出しを持って、その場で臨機応変に切り替えられるようにしています。

ママの“違和感”を、大切にしてほしい

大手の集団レッスンや、ほかのリトミック教室で、「なんとなく違うな」とちょっとした違和感を感じたママ。私は、その違和感をどうか大切にしてほしいと思っています。

ママの直感は、だいたい当たります。そして、ママの違和感は、子どもにも伝わります。ママと子どもの気持ちは、いつもどこかでリンクしているからです。

これは、私が教員として働くなかで、何度も実感してきたことです。お母さんが安心していると、子どもも落ち着く。お母さんが不安だと、子どもも不安になる。だからこそ、まずお母さん自身が「ここなら安心」と思える場所を選ぶことが、とても大切だと思っています。

臨機応変にできるのは、支援学校12年の経験があるから

いろいろな特性のお子さんに、その場で即座に、臨機応変に対応する——これができるのは、私が特別支援学校で12年間、教員として働いてきた経験があるからです。

同じ活動でも、人数や環境、声のかけ方を少し変えるだけで、子どもがまったく違う姿を見せることを、現場で何度も見てきました。「できない子」なのではなく、「その場のやり方が、その子に合っていない」だけ——そう考えると、次の一歩が見えてきます。

おうちでの様子を、教えてください

「集団が苦手なのか、音そのものが苦手なのか」で、関わり方は変わります。見極めのヒントになるので、体験のときは、ぜひ教えてください。

  • 家で音楽をかけたときは、どんな反応をするか
  • 大勢の場所全般が苦手か、それとも音楽教室のときだけか
  • 先生と1対1で関わる場面では、どう変わるか

家では楽しそうなら、人数や環境を変えるだけで大きく変わる可能性があります。好きな曲、好きな動き、苦手な音——そうした情報が、その子に合ったレッスンを組み立てるヒントになります。

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「うちの子に合う教室が見つからない」ママへ

もし、あちこち探しても「うちの子に合う教室が見つからないな」と感じているママがいたら。——一度、おとうたの体験に来てみてください。

その子が心から音楽を楽しめる形を、一緒に探します。「教室に来たら固まっちゃうかも」という不安も、遠慮なくお話しくださいね。

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