「音楽が苦手・嫌がる」のはなぜ?聴覚過敏の子と、無理しない音楽の楽しみ方

「うちの子、音楽を嫌がる」「みんなと一緒に、が苦手みたい」——そんなお子さんの様子に、戸惑うことはありませんか。

じつは、その背景には理由があることが多いんです。今日は、知り合いの作業療法士(OT)の先生に教わったことや、私が支援学校で見てきたことをもとに、音楽が苦手なお子さんと音楽の付き合い方をお話しします。

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「音がいっぱい聞こえてしまう」聴覚過敏という背景

私たちは、がやがやした場所でも、必要な音(たとえば相手の声)を選んで聞き取っています。

これは「カクテルパーティー効果」とも呼ばれ、脳が必要な音に注意を向け、いらない音を抑えてくれる働きです。多くの人は、これを無意識にやっています。

でも、この“音を選ぶ”働きが苦手な子もいます

OTの先生によると、このフィルターがうまく働かないと、まわりの音が全部、同じくらいの大きさで一気に入ってきてしまうのだそうです。

これが「聴覚過敏」。音がいっぱい聞こえて疲れてしまったり、特定の苦手な音があったりします。

つまり、音楽や「みんなと一緒」が苦手なのは、わがままでも単なる好き嫌いでもなく、音の受け取り方の特性であることが多いのです。まずは、そこを理解してあげることが第一歩になります。

でも、「大好きなこと」なら大丈夫なこともある

ここで、私が支援学校で出会った、忘れられない生徒さんの話をさせてください。

その子は、ふだんの音楽の授業がとても苦手でした。でも、大太鼓・和太鼓の授業のときだけは、最初から最後までずっと参加できたんです。

あんなに大きな音なのに、不思議ですよね。でも、その子にとって太鼓は「大好き・やりたい」だったんです。

好きという気持ちがあると、同じ音でも受け取り方が変わることがある——そう教えてもらった出来事でした。

音のとらえ方は、子どもによって本当に違う

ひとくちに聴覚過敏といっても、苦手な音も、大丈夫な音も、一人ひとり違います。

だからこそ、「みんなと同じように音楽を」ではなく、その子に合わせることが何より大切です。

おとうたの発達支援リトミックが大切にしていること

おとうた音楽教室の発達支援リトミックでは、お子さんの特性や「好き」「やりたい」という気持ちから、レッスンを組み立てます。音量も進め方も、その子に合わせて調整できます。

そして大切にしているのは、「苦手を克服させるレッスン」ではない、ということ。

好きなことを伸ばして、楽しく過ごしていたら、いつのまにか苦手だったこともちょっと楽になっていた——そんな積み重ねを目指しています。

これは、発達支援の世界で大切にされる「ストレングス(強み)を生かす」考え方とも重なります。

苦手を直すことばかりに目を向けると、自信が少しずつ削られてしまう。でも「好き・得意」を伸ばすと、意欲が続き、自己肯定感も育つと言われています。「楽しい」を入り口にするからこそ、結果的に世界が広がっていくのです。

感覚過敏のあるお子さんと音楽については、こちらもどうぞ。

感覚過敏のある子どもに「音楽教室が合わない」と感じたら読んでください

まずは無料相談・体験から

「音楽は無理かも」と思っていたお子さんでも、その子に合った環境なら、少しずつ楽しめることがあります。

おとうたの発達支援リトミックは、音量も進め方もお子さんに合わせられます。「こんなことで相談していいのかな」ということでも大丈夫。無料相談もできますし、外に出るのが大変なときはオンラインでも対応できます。

お申し込み・ご相談は、おとうた音楽教室の公式LINEから。ともだち登録後、メニューの「申込みはこちら」よりお進みください。

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まとめ

音楽が苦手なのには、聴覚過敏など理由があることが多いもの。でも、好きな気持ちがあれば、過敏があっても楽しめることがあります。

苦手の克服ではなく、「好き」を伸ばすことから。お子さんに合った音楽の楽しみ方を、一緒に見つけていきましょう。

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