「布団に入っても寝てくれない」「寝かしつけに1時間以上かかる」——毎晩のことだからこそ、本当に大変ですよね。おつかれさまです。今日は、寝かしつけと音楽の話をします。
「子守唄を歌ってあげましょう」とよく言われますが、歌が苦手な方も、どうか安心してください。
じつは私自身、子守唄を歌って寝かしつけた経験はほとんどありません。それでも、音楽は寝かしつけの心強い味方になってくれました。
そもそも、子守唄に“眠りを誘う力”はあるの?
あります。ゆっくりしたテンポ、繰り返しのメロディー、やさしい声——子守唄のこうした特徴は、赤ちゃんの心拍を落ち着かせ、情緒を安定させると言われています。
0〜2歳を対象に、肉声の歌いかけと録音した音楽への反応を比べた研究でも、どちらも「おとなしくなる・寝る」という反応が多く見られたそうです。そして、毎日聴かせることで眠気を誘いやすくなる、とも言われています。
つまり大切なのは「上手に歌うこと」ではなく、毎日くり返す・落ち着いたリズム・聴き慣れた音。これなら、歌が得意でなくても取り入れられますよね。
歌わなくてもいい。うちは“英語のうた絵本”が子守唄でした
正直にお話しすると、私の歌声は大きすぎたようで、娘は寝るどころか、むしろ目がパッチリ。
今では2歳になり、私が歌うと「もっと歌って!」と元気いっぱい、踊り出してしまうほどです(笑)。
そんなわが家で0歳のときの“子守唄”だったのは、しまじろうの英語のうた絵本に入っていた「きらきら星」でした。
ボタンを押すと流れる、やさしくて一定のメロディー。これが娘にはぴったりだったんです。
このように、ママ・パパが生の声で歌わなくても、市販の音の出る絵本やCD、録音された音楽でも大丈夫。
研究でも、録音した音楽でちゃんと「眠る・落ち着く」反応が見られています。「歌わなきゃ」と気負わず、わが子に合う音を探してみてください。
※わが家で使っていた英語のうた絵本は、楽天ルームでも紹介しています。
寝かしつけに音楽を取り入れるコツ
- 毎晩おなじ曲にする:「この曲=寝る時間」と体が覚え、切り替えやすくなります
- だんだん小さく・ゆっくり:音量やテンポを落としていくと、眠りに向かいやすくなります
- 聴き慣れた音を:毎日くり返した音ほど、安心して眠りに入りやすくなります
そして大事なのが、お子さんによって“効く音”は違うということ。
わが家のように、親の生の歌声では逆に元気になってしまう子もいます。歌・絵本・オルゴール・静かなBGM——いろいろ試して、わが子の「眠りの合図」を見つけてあげてください。
日中に体を動かしておくのも効果的
日中に音楽で体をしっかり動かし、気持ちを発散しておくと、夜の寝つきがよくなることもあります。
「昼は元気に動く・夜は静かに過ごす」というメリハリが、眠りのリズムを整えてくれます。
おうちでできる音楽あそびは、こちらもどうぞ。
→ 雨の日・暑い日のおうち音楽あそび5つ|講師が実際にやっている“成長につながる”室内遊び
まとめ
子守唄には、心拍や気持ちを落ち着かせる力があります。でも、上手に歌う必要も、生の声で歌う必要もありません。
うちのように、音の出る絵本やお気に入りの音源でも大丈夫。完璧を目指さず、わが子に合う“眠りの音”を、肩の力を抜いて探していきましょう。
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