夏休みも終わりに近づき、「生活リズムが乱れたまま新学期を迎えそう」と感じている方もいるのではないでしょうか。
実は、新学期の始まるこの時期は、生活リズムを整えるのに一番向いているタイミングだと言われています。
生活リズムが整うと、何が変わるか
規則正しい生活リズムは、乳幼児期の体内時計の発達と深く関わっています。
この時期に整った生活リズムは、成長してからも崩れにくく、生涯にわたる生活の基礎になっていきます。
生活リズムが整うと、お子さんの機嫌が安定し、朝のバタバタが減り、保護者さんのイライラも減っていきます。
音楽を「合図」として使う
おすすめしたいのが、音楽を生活の合図として使うことです。
朝は同じ曲で起こす、お片づけの時間には決まった曲を流す、寝る前は同じ子守唄を歌う。
研究でも、0〜2歳児は肉声の歌いかけでも録音の音楽でも、落ち着いたり眠くなったりする反応が見られることが分かっています。
音楽が「もうすぐこの時間だ」という予測材料になることで、お子さんも見通しを持ちやすくなります。
体を動かすリズム遊びも味方に
室内で曲に合わせて体を動かすリズム遊びは、気持ちの切り替えにも役立ちます。
夏の疲れが残っている時期こそ、体を動かして自律神経を整える時間を意識的に作ってあげてください。
「早く寝かせなきゃ」と焦るより、楽しく体を動かした延長で自然と眠くなる方が、お子さんにとっても保護者さんにとっても負担が少ないです。
あわせて読みたい
寝かしつけに音楽を取り入れるコツはこちらの記事で書いています。
0〜3歳のおうち音楽遊びはこちらの記事もあわせてご覧ください。
一気に整えようとしなくて大丈夫です
「完璧なリズムに戻さなきゃ」と気負う必要はありません。
まずは起きる時間か寝る時間、どちらか一つだけを揃えることから始めてみてください。
- 朝は同じ曲・同じカーテンの開け方で始める
- 夕方以降は照明を少し落として、静かな音楽に切り替える
- 寝る前のルーティンは、毎日同じ順番にする
一つの習慣が整うと、それにつられて他の生活リズムも自然と整っていくことが多いです。
お子さんだけでなく、保護者さん自身の生活リズムを整えるきっかけにもしてみてください。
うまくいかない日があってもいいんです
新学期が始まると、行事や環境の変化でリズムが崩れる日も出てきます。
一日崩れたからといって、また一からやり直す必要はありません。
「ベースとなる習慣」さえ決めておけば、崩れてもすぐに戻ってこられます。
完璧を目指すより、「だいたい同じ」くらいの気持ちで続けていくことが、長く続けるコツです。
レッスンの時間も、生活リズムの一部に
毎週決まった曜日・時間にレッスンがあることも、生活リズムを整える一つの支えになります。
「この曜日はレッスンの日」という見通しが、お子さんの安心感につながることもあります。
新学期のリズム作りに、音楽の時間をうまく取り入れてみてください。
決まった時間に体を動かし、音楽に触れる習慣は、心の面でも安定した土台になっていきます。
この夏をきっかけに、無理のない範囲で新しい生活リズムを整えていってください。
小さな習慣の積み重ねが、2学期を気持ちよくスタートする力になります。
お子さんも保護者さんも、無理なく新学期を迎えられますように。
焦らず、少しずつ、心地よいリズムを見つけていってください。
レッスンでも、2学期に向けたお子さんの様子をゆっくり伺えたらと思っています。
まとめ
新学期前のこの時期は、生活リズムを立て直す絶好のタイミングです。
音楽を合図として取り入れながら、無理なくリズムを整えていってください。
