【音楽が命を救う!?】音楽が人間に力を与えてくれることを、2つの歴史で証明!!??

お子様 学生様へ
あーのん
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こんにちは!心の音楽教室あーのんです!

音楽技術向上を目的とした教室ではなく、音楽の力を借りながら自分のもっている力を伸ばすことを目的としたレッスンをブログとインスタで発信中です!

2024年に心の音楽教室あーのん本格始動予定です!

りー
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ボクはマスコットキャラクター!

名前はりーっていうんだ♪

よろしくね

あーのん
あーのん

今日は、音楽が心に与えてくれる力を紹介するわよ。

りーにはこんな経験ないかな?

例えば、音楽聴きながら筋トレするといつもよりがんばれる!とか…

りー
りー

ボクはマスコットキャラクター!

あるある!筋トレとかランニングとか!音楽を聴きながらだと、昨日の自分を越えられちゃうときある〜(強がり)

あーのん
あーのん

りーは犬だけど、ほんとかな(笑)

音楽が命を救ってくれる

ジムで音楽を聴きながら筋トレしてる人

ランニングのときにイヤホンで音楽を聴いてる人

試合前に音楽を聴いて集中してる人

見かけたことある、もしくは自分がそう!という方、多いのではないでしょうか。

音楽が精神面でサポートしてくれる効果が、うたわれるようになりました。

今回は、歴史の中から、音楽の力によって命を救われた例を紹介します。

これからの話を知識として少しもっているだけで、辛くなったとき音楽を信じて心をゆだねることができるかもしれませんよ〜!

音楽は魂の武器!「ユダヤ人強制収容所」

精神科医であり心理学者であったヴィクトール・フランクル氏(1905-1997)は、名著『夜と霧』の中で、極限状態での音楽やユーモアについて触れています。

『夜と霧』はナチスドイツ時代、ユダヤ人として強制収容所に収容されながらも奇跡的に生き残ったフランクル自身の経験を記録した本です。

『夜と霧』に記されていること

  • 過酷な収容所での生活
  • 過酷な中でも、音楽や詩、コメディなどの演芸会が開かれていた。
  • 演芸会に行くため、貴重なスープを犠牲にする人もいた。
  • ある朝ヴァイオリンの音で目が覚めた。
  • 「ヴァイオリンは泣いていた」「私の中でも何かが泣いていた」

辛いときこそ、芸術や笑がいかに大切か…

芸術やユーモアは自分を失わないための『魂の武器』だ。

人生が自分を待っている。

音楽や芸術は時として人間にとって食べること以上に価値のあるものや目的にもなりえ、魂の武器にもなる。全員無事に生還できた理由のひとつは、楽器(バンジョー)が弾けるメンバーがいたおかげだ。暗い気持ちが和らぎ、前向きに生きる大きな原動力をもらった。

精神科医、心理学者ヴィクトール・フランクル

食べ物が貴重な状況であっても、食べることより演芸会に行くことを選ぶ人もいたことからも、音楽が生きることにとってかなりの影響を与えていたことが感じ取れます。

りー
りー

「生きる意味を失わないこと」生きたいと思う強い気持ちをもつこと

この大切な人生の目的を見つけさせてくれるひとつに音楽があるんだね。

音楽で生き延びた!「エンデュアランス号遭難事件」

「生きること」と音楽の関係を物語る歴史のひとつに「エンデュアランス号遭難事件」があります。

事件をざっくり説明すると…

エンデュアランス号遭難事件

  • 1914年 イギリス
  • イギリスの南極探検船「エンデュアランス号」
  • 当時イギリスは初の南極大陸横断を目指し、4番目の南極探検隊「帝国南極横断探検隊」を派遣
  • 航海の途中、大きな氷山に航路を閉ざされ、南極近海で遭難してしまう。
  • 船は沈没、食料は尽き、凍傷に苦しむ絶望的な状況
  • 22ヶ月に及ぶ苦闘の末、乗務員28人全員が祖国へ生還

南極で遭難したのに、28人全員生きて帰ってきたよ!という話。

後に隊長であったシャクルトンはこう述べています。

全員無事に生還できた理由のひとつは、楽器(バンジョー)が弾けるメンバーがいたおかげだ。暗い気持ちが和らぎ、前向きに生きる大きな原動力をもらった。

帝国南極横断探検隊隊長シャクルトン

音楽が生きる原動力になったんですね!

遭難した彼らは、荷物をすて生きるために必要最低限のものを残しました。

極限状態の中、1台の楽器が隊員たちの手元に残されたのです。

生き抜くための「必需品」に楽器を選んだのでした。

あーのん
あーのん

漫画『ワンピース』にも最期まで音楽を奏でていたシーンがあったわよ。私の大好きなシーン。知ってるかな。

りー
りー

ブルックの回想シーンだよね。生きる目的を失わなかった!仲間の意思も継いでブルックは今を生きてるんだよね。きっと。

あーのん
あーのん

私もそう思うわ。ルフィはずっと音楽家を仲間にするって話てたわよね。ルフィはきっと音楽が自分たちを支えてくれるって直感で知っていたのかもしれないわね。

まとめ

私の経験から「気をつけたいこと」

音楽はどんな状況でも人間に寄り添い大きな力を与えてくれること。

このふたつの歴史からも感じ取れたのではないでしょうか。

私個人の意見ですが、避難所での慰問コンサート。

私も訪れたことがありますが、何か違和感を覚えました。

音楽を強制的に聴かせてしまっているように感じたからです。

辛いときこそ音楽!ですが、その音楽が、つらいと感じているご自身にとって、今最も求めている心地よい音楽なのか。そこが大事なのではないかと思っています。

音楽の強制にならないようにだけは気をつけたいものです。

お子様の幸せな人生を願う、周囲の大人の方へ

お子様の幸せな人生を願う、周囲の大人の方へ

音楽が寄り添い助けてくれる人生を送るためには、幼少期からの音楽教育が大切です。

音楽レッスンを受けることをおすすめしているわけではありません。

たくさんの生の音に触れて、コミュニケーションを通してその音を共有し合ってみてください。

大人と一緒に音に触れた経験が、将来のより良い人生につながることでしょう…

音楽を楽しむのは人間の特権。人間らしく豊かに生きるために大切なもの。

あなたも大好きな音楽と寄り添いながら、人生を楽しめますように。

参考文献:「音楽する」は脳に効く

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